2014年01月31日

すずらんクラブ新年餅つき大会

今日も良いお天気です。すずらんクラブでは恒例の餅つき大会を行いました。
つきたてのお餅を丸めて、黄粉、小豆、ずんだ、海苔巻、おろし納豆の5種類で
楽しみました。汁物としてはすずらんクラブで収穫した白菜と豚肉のスープ、
同じく畑で採れた大根の漬物も一緒です。
すずらんクラブの白菜はとろけるような柔らかさで大好評でした。

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今年もまたメンバー・スタッフにとって良い年になるよう祈りつつ、
皆でお腹一杯になるまで食べました。本当においしかったです。
5月29日(金)にギターコンサート、6月13日(金)にうたごえ喫茶を予定しています。
どちらも会場の都合で30名様までとさせていただいています。
ご希望の方は025−201−8223までお電話でご予約下さい。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

2014年01月30日

北欧紀行:デンマークのスペアリブ

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コペンハーゲンのAppoloというお店のスペアリブです。
お皿からはみ出るその大きさにビックリしました。
付け合せはベイクドポテトと人参のサラダです。
なんと、女性でもあっという間に食べられる位美味しかったです。
日本で食べるスペアリブよりさらによく火が通っていて香ばしく、
肉を食べるというよりも、骨と肉の間の部分を食べるという感じでしょうか、
これまで食べたことがない味でした。
このレストランではデンマークの地ビールを出していただきました。
スペアリブにはビールが一番マッチするのだと思います。

2014年01月29日

北欧紀行:いつまでもアクティブに

ヴィダゴー代表のピーター・ツヴェアステル氏(向かって右)と、
同じく代表メンバーで市議会議員のオーレ・スヴェンセン氏です。
お二人ともにこやかで親しみやすく、素晴らしい方々でした。
「施設長としてもっと成長したい」と申し上げたところ、
「インスピレーションを大切に、常にオープンでいなさい」との
アドバイスをいただきました。

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日本の高齢者へのお二人のメッセージを記載させていただきます。
「いつまでもアクティブに過ごしましょう!
自分の周りを閉ざさないで社会や仲間と交流し、
独りぼっちの人を見かけたら皆で声を掛け合って
助け合っていくことが大切です。
国は違いますがお互いの人生を楽しみましょう!」

2014年01月28日

北欧紀行:ヴィダゴーでの昼食

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ヴィダゴーでの昼食は、デンマーク名物のスモーボードを出していただきました。
黒パンの上に野菜や海の幸、ハム、卵などをのせたオープンサンドイッチで、
ナイフとフォークでいただきます。作り方も普通のサンドイッチより簡単でしょうし、
見た目もよく大変おいしくいただきました。この日の飲み物は、
デンマークならではのビール、カールスバーグでした。
松田は余りビールを飲むことはないのですが、カールスバーグはアルコール度も低く
飲みやすい飲み口でした。世界中で愛されているデンマークの誇る名品です。

2014年01月27日

北欧紀行:ヴィダゴーでのお茶点前

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新潟は今日も雪が無く、この季節としては貴重な一日です。
デンマークヴィダゴーでのお茶点前について報告します。
今回の研修目的の一つが現地の方々との交流だったため、
簡単にできる携帯用の点前道具を持参しました。
日本の伝統文化である茶道を通して交流をしたいと思ったからです。
松田は娘時代に裏千家に入門しましたが、その後ずっとブランクがあり
現在は教授の免許を持つ母に指導を受けています。
母に背中を押されて毎年1回ずつですが、ジェロントピア新潟では茶箱の花点前、
ケアポートすなやまでは薄茶点前を披露させていただいています。
「お点前は施設の関係者が自らやるべきだ」という母の思いによるものです。
ヴィダゴーには金平糖を持参したのですが、
ちょうどチョコレートケーキを出していただいたため
お菓子はチョコレートケーキで代用し、一服を楽しんでいただきました。

2014年01月24日

北欧紀行:ヴィダゴー内のカフェ

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ヴィダゴー内のカフェです。丁度お昼の時間だったので歓談されている方々が居られました。
「写真を撮っても良いですか?」とお聴きしたらにこやかに応じてくださいました。
「日本から来たこと。ヴィダゴーのような施設が日本にもあったらよいのに」とお話をしました。
何と言っても壁の絵や椅子の色合いが素敵です。
カーテンもコーディネイトされていて、この場所に座っただけで元気になれるような
気がしました。北欧に来て、色使いやデザインが人間の生活にとって重要なのだということを
再確認できました。ジェロントピア新潟にも優れた芸術作品を展示しています。
建物の色使いもデザインも設計の實藤様が心血を注いでくださいましたので、
ジェロントピア新潟の良さも再発見できた思いです。

2014年01月23日

北欧紀行:ヴィダゴー市営高齢者複合施設

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ヴィダゴー市営高齢者複合施設の受付です。
受付の方々もボランティアで、向かって左の男性はPCの教室の講師も
務めておられました。やはり様々な手続きが電子化され、高齢者もPCを使いこなす必要が
出てきたそうです。これは日本と同じだと思います。
無料で参加できるPC教室は大人気だとおっしゃっていました。
この施設の運営は公平性を確保するため、代表委員の協議により行われています。
ジムのトレーニングマシンも、もし後ろに人が並んだら
一人10分で交代する事になっているそうで、皆の器具を一人が独占して使用することを
禁止していました。皆で協調し、お互いを尊重し合うという姿勢が素晴らしいと思います。

2014年01月21日

北欧紀行:ヴィダゴー市営高齢者複合施設前で

この度の研修は本当にお天気に恵まれ、青い空が広がる中で学ぶことが出来ました。
コペンハーゲン近郊のドラゴー市にある、ヴィダゴー市営高齢者複合施設前での記念写真です。

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予防を目的とする、元気な高齢者の支援活動のための施設です。
この施設には大変感銘を受けました。今後の日本の高齢者福祉に大きな示唆を与えると
思われる取組です。メンバー同士の自治で運営されていて、市の職員は施設長のみで、
市議会議員もメンバ―になっています。市の職員以外は
政治家も全てボランティアで関わっているとのことでした。50種類ものアクティビティーがあり、
一週間に約1,100名が利用します。さほど大規模な施設というわけではありませんが、
カフェも併設していて居心地がよく、利用者は安く食事ができるとのことでした。
元気な高齢者の為の複合施設は予防を目的に、これから日本でも
もっともっと必要になると確信しています。
ただメンバー同志の自治とボランティアで運営が継続できていることに
デンマークという国の豊かさと人間性を感じました。
地方議員は仕事を持つボランティアが議員を務めるため議員報酬は無しで、
交通費などの手当てを含めて年間約98万円程度とのことです。
政治家と選挙民との距離が無く、大変合理的で経済的な施策だと感心しました。

2014年01月20日

北欧紀行:Herford の昼食

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デンマークに着いて最初の昼食は、一階がパン屋さんになっているHerfordというお店の
2階で食べました。メニューはローストビーフのジャガイモ添えとマッシュルームスープ、
デザートはヨーグルト添えのチョコレートケーキでした。
現地でガイドをしていただいた緑さん推奨のお店で、大変美味しかったです。
北欧でローストビーフを食べたのは始めてでしたが、焼き加減も程よく
デンマークは農業国だけあってお肉はお勧めです。
今回の研修では毎食全員揃って食事をしましたが、それが今思い起しても
本当に楽しい思い出です。大勢でがやがや言いながら食べると更に食欲もわき、
なお一層おいしく感じられるのだと思います。

2014年01月17日

北欧紀行:デンマークデニッシュ

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新潟は今日は朝から雪です。ジェロントピア新潟の山茶花の生け垣にも
うっすらと雪が積もっています。それでも平年と比べると雪は格段に少ないです。
デンマークデニッシュを紹介します。お昼に入ったHerefordというレストランの一階で
パンやケーキを販売していました。やはり本場で、沢山の種類が並んでいます。
デニッシュは一つ17クローネですから日本円で約240円位です。
イチゴのタルトは28クローネで約400円。日本とあまり変わらない値段でしょうか。
デンマーク人はバターたっぷりのデニッシュやチョコレートケーキを好んで
食べるようです。

2014年01月15日

北欧紀行:救世主教会

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コペンハーゲンの救世主教会です。天井も高く内部の装飾も素晴らしく、
荘厳な音色を響かせる大きなパイプオルガンもありました。
デンマークではプロテスタントのルーテル派の信者が95%とのことです。
どの国でも教会を中心に街づくりがされていて、誕生から死を迎えるまで教会と共に生き、
人生を全うするということでしょうか。ちょうど洗礼を受けるご家族に出会いました。
熱心な信者も多く、「他者のために生きる、お互いを助け合う」という福祉の精神の根底には
キリスト教の信仰が、大きなウエイトを占めているのではないかと思いました。
ボランティア活動が盛んな背景にも、信仰心が大きな影響を与えているのでしょう。

2014年01月10日

北欧紀行:アンデルセンが暮らした街 ニューハウン

アンデルセンが愛し、暮らした街ニューハウンです。
デンマーク国旗がたなびく、色彩豊かな美しい街でした。
アンデルセンというと、子供の頃に夢中になって読んだ数々の童話を思い出します。
この場所にアンデルセンの住居があり、この近所を歩いていたと思うとわくわくします。
帰国の前日に、アンデルセンが通ったレストランに連れて行っていただいたのもよい思い出です。

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デンマークは、「世界一幸せな国」、国民の幸福度の高い国としても知られています。
原発は無く、国民投票の結果原発を持たないことになったそうです。
風力発電に力を入れていて、2025年には電力の半分を風力でまかなう目標とのことでした。
アンデルセンを生んだ国は農業国でもあり、国民1人に豚3頭を与えられるほど食料の自給率が
高く、人口の3倍を養えるほどの食料を生産しています。
ただし、葉物野菜は食べないようで、ホテルの朝食でもレタスなどの葉物野菜は
全く出ませんでした。松田の全くの私見ですが、野菜を好んで食べない国のようです。
でもお肉は、特に豚肉は大変美味しかったです。

2014年01月09日

北欧紀行:コペンハーゲン カストラップ空港

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最後の訪問地デンマーク、コペンハーゲンのカストラップ空港前です。
ロイヤルコペンハーゲンの発祥の地だからでしょうか、空港内ロビーにも陶器のオブジェがあり、
目を楽しませてくれました。
コペンハーゲンには思い出が一杯ありますので、少しずつアップしていきたいと思います。
デンマーク王国は約4.3万キロメートルで九州とほぼ同じ面積で、約558万人が暮らしています。
北緯57度でカムチャッカ半島の中ほどの緯度ですが、
メキシコ暖流のおかげで比較的温かいそうです。
雨が多いのですが、レストランも道路に面した外のテーブルに人気があり
多少の雨が降ってもそのままお茶を楽しまれている方々が居て
あまり細かなことは気にしない国民性なのかと思いました。
デンマークの正式名称はデンマーク王国で、王族が居られます。
マルグレーテ2世女王は、本来男性が王位を継ぐものとされていましたが、
法律改正をして女性が王位を継承しました。現在は皇太子に王位を譲られています。
王宮は高い塀もなく、本当に歩いて門のすぐ近くまで行くことが出来ました。
随分と開放的で自由な王室なのだと驚きました。

2014年01月08日

原田先生よりのプレゼント

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今年も音楽療法士として愛知県内外で活躍されている原田先生より、
馬の飾り物をいただきました。デザインも凝っていて全て手作りです。
昨年は、干支の蛇のミーちゃんをいただき、ドアに飾っておいたら
思いがけないほどよいことが続いたので、ご利益満載なのだと思います。
きっと原田先生の思いが込められた飾り物だからでしょう。
音楽療法士として子供からお年寄りまで、障がいを持つ人も健康な人も
全ての方々に対応できるスーパー音楽療法士です。
常に学び続け、セッションに工夫を凝らすその姿勢は素晴らしいの一言です。

新年明けましておめでとうございます


新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
1月にはめずらしいほどの青空が広がっています。
雪国に居りますと、冬の青空というものが本当にありがたく心浮き立つ思いになります。
冬は冬の良さがあるのはわかっておりますが、でも雪の無いお正月は助かりました。

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今年はどんな年になるのでしょうか。今年こそ、父の申しておりました
「学問を基調とする経営」「患者・職員を活かす経営」「地域社会を活かす経営」
にじっくりと腰を据えて取り組みたいと思います。
「学問を基調とする経営」については、何をしたらよいのか、また出来ているのか
模索しておりましたが、昨年国際老年医学会ソウル大会で
当施設の研究発表がベストポスター賞を受賞することが出来ました。
国際大会での思いがけないご褒美でしたので、父もきっと喜んでくれると思います。
自分の力の無さに自信を失うこともありますが、「知は力なり」を肝に銘じて
学ぶことを厭わない自分でいたいと思います。