2012年11月30日

ジェロントピア新潟は6周年を迎えます

明日12月1日でジェロントピア新潟は6周年を迎えます。
この6年間はあっという間だったような気がいたします。
多くの皆様方に支えられ、感謝の気持ちで一杯です。
今日はご利用者にすずらんクラブの手作りプリンを提供させていただき、
一緒にお祝いをしました。合計95個作りましたので、すずらんクラブも大忙しでした。
2階花ユニットのお二人にポーズをとっていただきました。
すずらんクラブのプリンは、「おいしいよ!」と大好評でした。
添加物ゼロで新鮮卵しか使用していない焼きプリンです。一つ100円です。
月〜金の10:00〜16:00まで販売しておりますので、025-201-8223までお電話ください。

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6周年を迎えるにあたりもう一度ジェロントピア新潟の理念
「人間愛・郷土愛・地域貢献」を思い浮かべています。この理念は施設長研修の時に考えました。
あれこれ思い悩むこともなくパッとひらめいた言葉で、松田の目指すものすべてを言い当てています。
音楽療法との出会いがなかったらこの仕事に飛び込むことはなかったでしょう。
毎日楽しく生き生きと仕事をさせていただいていることを本当にありがたく思います。
7周年に向け12月1日からまた新しい1ページが始まります。
穏やかな笑顔があふれるジェロントピア新潟をみんなで一緒に作り上げていきたいと思っています。
これからもジェロントピア新潟、すずらんクラブをどうぞよろしくお願い申し上げます。

2012年11月28日

玄関前の花壇2012年11月

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今年も第四銀行様よりチューリップの球根を沢山いただきました。
ジェロントピア新潟の玄関前と2階のベランダにすずらんクラブが植えてくれました。
今は葉牡丹とスノーポールですが、春になるとチューリップが咲きます。
2階のベランダではパンジーとビオラも楽しめます。

感染症対策を行っています

気象庁の予報によると、今年の冬は例年より寒さが厳しく大雪になるそうです。
ジェロントピア新潟では現在感染症対策を行っております。
職員を挙げての取り組みのおかげで、ご利用者のインフルエンザは継続して感染がありません。

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ユニット内に入られる場合は、大変恐縮ですが手指の消毒とマスクの着用をお願いいたします。

ジェロントピア新潟作品展

今日は穏やかな小春日和です。お元気でお過ごしでしょうか。
ジェロントピア新潟はこの12月1日で6周年を迎えます。
これもご利用者、ご家族、職員、地域のボランティアの皆様方のおかげだと感謝しています。
今、ジェロントピア新潟では作品展を開催中です。
ご利用者が自ら工夫され様々な作品を作られています。

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毎日朝の5時から作品を作られている方も居られます。
「手のリハビリと頭のリハビリのために頑張っている」とは
制作者の言葉です。11月30日までエントランスホールに展示しておりますので、
ぜひご覧ください。

2012年11月26日

多賀啓子先生授賞式の俳句

ジェロントピア新潟前の八重桜の紅葉です。桜紅葉(さくらもみじ)と言うのだそうです。
施設に居ながら紅葉を楽しんでおります。

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さて、多賀啓子先生が新潟県社会福祉協議会会長賞を受賞されたことは
すでにご報告いたしました。
この度先生が授賞式の俳句をお寄せくださいましたので、掲載させていただきます。
 
来し方行く道紅葉の果の空澄みて


紅葉晴れ皆へ感謝の授賞式

2012年11月21日

アンサンブルQの皆様の2012年ラストコンサート

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大正琴グループのアンサンブルQの皆様には2ヵ月に一度来所いただき、
演奏をしていただいています。長年にわたるボランティア活動に心から感謝しています。
11月21日が今年のラストコンサートになりました。
色とりどりのドレスは和服を仕立て直してものだそうです。プログラムは、

川の流れのように
二輪草
船頭小唄
だんな様
この世の花
きよしのズンドコ節
アンコールは、この世の花と北国の春でした。

声高らかに歌われる方も居られて、あっという間の40分でした。
今度のコンサートは来年1月16日(水)14:00からの予定です。

多賀啓子先生が社会福祉協議会会長賞を受賞されました

平成20年1月から継続しているジェロントピア句会「はなみずき」は、
今日11月21日もご指導くださる多賀啓子先生を囲んで、活発で楽しい句会となりました。
毎月ボランティアでご指導くださる多賀先生には、いつも頭が下がる思いです。
多賀先生には介護老人保健施設ケアポートすなやまでも
10年以上に亘って俳句指導をしていただいております。
俳句によって生き生きとされ、人生の完成期を心豊かに過ごされたお年寄りを
何人も見てきました。それほど俳句の力、お互いの俳句や想いを交流する座は、
素晴らしいものだと実感しています。
この度この活動が評価され、先生が新潟県社会福祉協議会会長賞を受賞されました。

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先生の賞状を見せていただき、句会の仲間でお祝いを申し上げました。
来月の席題は「白鳥」「初雪」です。長い年月を生きてこられた方でなくては
できない俳句には教えられることも多く、施設に居ながら多くを見ておられることに感動します。

2012年11月19日

第30回日本森田療法学会in安田講堂

紅葉の美しい季節となりましたがお元気でお過ごしでしょうか。
第30回日本森田療法学会に参加する為、11月17日、18日と
東京大学安田講堂へ行ってまいりました。
東大の正門から安田講堂へ続く道の両脇には銀杏の大木が
黄色に紅葉を始めており、それはそれは見事でした。
黄色の波が両側から押し寄せてくるようでした。

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ご存知かもしれませんが森田療法とは精神科医の森田正馬が
1919年に提唱した精神療法(心理療法)です。
今回は「森田療法と認知行動療法の交流と発展ー比較文化の観点から」という
大会テーマでしたから大変興味深く拝聴しました。
今最先端の第三世代の認知行動療法であるAcceptance and Commitment Therapyや
Mindfulness-Based Cognitive Therapyと森田療法との共通点と違いが語られました。
森田の言う「あるがままを尊重する」という点が3者に共通しています。
クライエント自身の症状を排除しようとか治そうとかするのではなく、それを丸ごと受け容れ
ることが出発点になります。逃げず、争わず、流されず、あきらめず、自ずからあるがままの自分を
目指すとでも言ったらよいでしょうか。
恩師に「内観法や森田療法は日本で生まれた世界に誇りうる精神療法だ」と
教授を受けたことを思い出しました。
今から100年近く前に、日本で現代にも通じる精神療法が誕生していたのです。
日本人の英知を感じざるを得ません。

2012年11月14日

すずらんクラブの芋煮会2012

木枯らしの季節となりましたがお元気でお過ごしでしょうか。
11月14日にすずらんクラブにて、大収穫祭と銘打って芋煮会を催しました。
メニューは芋煮汁、サツマイモごはん、大根と紫蘇の実の漬物、ポテトフライです。
里芋、サツマイモ、ジャガイモ、大根、ネギ、紫蘇の実など
使用した野菜は全てすずらんクラブの畑で収穫したものです。

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大鍋一杯の芋煮汁が瞬く間に無くなるほどのおいしさでした。
すずらんクラブのメンバーとスタッフの他、ちょうど臨床心理実習に来られている
新潟青陵大学大学院生の森さんにも参加していただきました。
春先から秋の収穫に向け丹精をこめて世話をしたすずらんクラブ全員に
エールを送りたいと思います。

2012年11月08日

新潟県労働金庫様より社会貢献事業助成金をいただきました

新潟県労働金庫様は創立60周年を迎えられました。本年その記念事業として
社会貢献事業助成金2000万円を県内145ヵ所の社会福祉施設にご寄附されています。
ジェロントピア新潟も本日11月8日、車椅子購入費用としてご寄附をいただきました。
リクライニング型の高額な車椅子を購入させていただくことができるので、
本当にありがたく感謝しております。

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お忙しい中わざわざ施設まで目録をお届けいただきました。
写真左から新潟県労働金庫新潟南支店 常任推進委員長の渡辺章衛様、
新潟県労働金庫新潟南支店 支店長桾澤清一様、次長井村好宏様です。
ジェロントピア新潟一同、心から御礼を申し上げます。

2012年11月05日

晩秋の原爆ドーム

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広島大会は原爆ドームの近くのホテルと会場で行われました。
松田の宿泊したホテルからは原爆ドームが見えました。
原爆ドームを訪れるのは2回目ですが、訪れる度に胸が痛みます。
67年前に非戦闘員である日本国民に対し原爆が投下されたというのは重い事実です。、
今後同じ過ちを二度と繰り返さないためにも次世代を担う子供たちに
正確な事実を伝えていかなければならないと思います。
ちょうど修学旅行のシーズンだったせいか、小学校や中学校の生徒が大勢居ました。
思春期にさしかかる彼ら彼女らは広島の地を訪れて何を思うのでしょうか。
折鶴の像の前で合唱を捧げている生徒のグループが居ました。
彼らの澄んだ歌声が晩秋の平和公園に響き渡っていました。

第69回全国老人福祉施設大会 広島大会

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10月23日から25日まで第69回全国老人福祉施設大会で広島へ行きました。
今回は「科学的介護の実践に向けて」という分科会を選択し、
竹内考仁先生の講演と事例発表を拝聴しました。
先生の講義からは先生の理想とする自立支援介護に対する熱い想いが伝わってきます。
水分、食事、排せつ、運動、認知症ケアが一体となって、
自立支援につながる介護を生み出すということを力説しておられました。
実際に先生のセミナーを受講し、オムツゼロに取組む施設も広がっています。
今後は特別養護老人ホームが高齢者介護・ケアにおいて、
中心的な役割を果たすことになるということが確認できた大会でした。
特養はそれほど期待されているのだということを肝に銘じたいと思います。

日本へのアメリカン航空の飛行機

今回の旅行は行きも帰りもアメリカン航空でした。エコノミークラスでしたが、
足腰が痛くなることもなく快適でした。客席もトイレも改善されてきているのではないでしょうか。
実は帰りの飛行機に燃料漏れがあり、一旦乗り込んだのですが降ろされました。
どうなることかと思っていましたが、3時間遅れで違う飛行機を手配していただきました。
下の写真が日本まで運んでくれた飛行機です。

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アメリカン航空の客室乗務員は年齢の高い方が多いというのが松田の印象です。
ファースト、ビジネスクラスの乗務員は白髪の方でしたが、真珠のネックレスが輝いていました。
どなたもタフでテキパキと勤務されていました。ただ当たり前のことでしょうが、
きっちりとお願いしないとサービスが受けられません。日本のように乗務員の方からサービスを
申し出ることは一切ありませんでした。これもお国柄だと思います。
日本は言葉にしなくても言外のニュアンスを察する文化であり、
アメリカは自分の考えを言葉にし、主張することが基本となっている文化だと思います。
それぞれの違いが肌で感じられる旅となりました。

シカゴシェラトンでのディナー

今回の研修旅行の最後の食事は大奮発してシカゴシェラトンでディナーを楽しみました。
下の写真の中央にそびえ立っているのがシカゴシェラトンです。
アメリカに行ったら絶対本場のステーキを食べようと思っていたので、
ホテル内のステーキハウスに行きました。レストランの中には特別に契約している牧場の牛肉が
並べられていて、メニューを決める前に提供している牛肉の説明がありました。
それだけステーキには自信を持っているということなのでしょう。

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店内にはアメリカンフットボール選手の写真が数多く掲示されていました。
もしかしたらフットボール選手御用達のお店なのかもしれません。
松田はステーキとロブスターのコンボを注文しました。
驚いたのはお肉の焼き加減をウエイターの方がペンライト(店内は暗いため)を持って、
確かめに来られたことです。「ナイフで切ってみてください」と言われ、
言われる通りにしたら目で確かめられました。実際のものを見ないと納得しないというのも
アメリカ的だと思いました。
味は岩塩で味付けし、グリルで焼いただけのシンプルな味付けでしたが
牛肉そのものの味が堪能でき、日本で食べるステーキとはちょっと違った美味しさでした。
日本のようにソースに凝ることはありません。お肉も赤身で150gがペロリと食べられました。
あともう一つアメリカのマッシュポテトは美味しいです。付け合せにお勧めです。

シカゴ川からの眺望

シカゴ美術館から繁華街を歩きウインドショッピングをしました。
飾り付けも素敵で思わず見とれてしまうものが多かったです。
アメリカ製有名メーカーの旅行鞄の70%offセールもありました。
心が動きましたが、今回は見るだけと決めていたので何も買わずに
街の美しさと喧騒、行き交う人々をただ眺めて過ごしました。

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ゆっくりと街を眺めるということ自体、普段あまり体験しませんが
異国の風や空気の匂い、川や木々のきらめきにときめきを感じました。
シカゴはそれほど美しい街でした。
上の写真はシカゴ川の橋の上から思わず身を乗り出し、「ワンダフル!!」と撮影したものです。

2012年11月02日

神経学的音楽療法フェローの澤田先生と

シカゴ美術館前で松田の尊敬する神経学的音楽療法フェローの澤田先生と
記念撮影をさせていただきました。今回の研修では本当にお世話になり、
感謝を表す的確な言葉が見つからないほどです。澤田先生が居られなかったら
今回の研修がこれほど有意義でかつ楽しいものにはならなかったと思います。
澤田先生は何度もコロラド研修に参加され、日々勉強され研鑽をつまれています。
私の目標とする音楽療法士にまためぐり合うことができました。

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シカゴ観光をしたのは最終日のテストが終了した後だったので、
緊張から解き放たれ心からリラックスできました。

シカゴ美術館

シカゴ美術館前のライオン像です。ナイスショットで撮影できたのでアップします。
ご存知の方も多いと思いますが、シカゴ美術館はシカゴ観光の名所となっています。
シカゴは建築物も有名だそうで、建築家の方々もよく見学や研究に訪れるそうです。
大都会で美しい街というのが松田の印象です。
美術館の前の通りで、ゴットファーザーの「愛のテーマ」が流れていました。
ギャングの街だからでしょうか!

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アメリカンホットドック

St.CharlesからChicagoまで汽車で移動しました。1時間20分ぐらいの汽車の旅でしたが、
昼食用にGeneveという駅のパブでホットドックを買いました。
切符は汽車の中で購入するシステムで、車掌さんが切符にパンチで穴をあけてくれます。
下の写真は汽車の中で広げたホットドックです。味は日本とそう変わりませんでしたが、
驚いたのはキュウリのピクルスが一本大きいまま添えられていたことです。
小さいキュウリではありません、普通サイズのキュウリです。
この写真ではちょっと陰になっています。
日本だったらきちんとカットしてというところでしょうが、
大きなままドーンと提供するところがアメリカ的だと思いました。
でも、このピクルスはとてもおいしかったです。

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ケーキ、ケーキ、ケーキ

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これはスーパーで販売されているケーキです。色とりどりでいかにもアメリカという感じがします。
デコレーションケーキからカップケーキまでガラスケースに陳列されていました。
きっと様々な家族の行事に使われるのだと思います。
ハロウィーンが近かったのにカボチャのケーキは無しでした。やっぱりカボチャはパイなのでしょうか?

スーパーの牛乳はボトルで売られていました

大分寒くなってまいりましたがお元気でお過ごしでしょうか!
アメリカ紀行の続きをアップしてまいります。お読みいただければ幸いです。
下の写真はスーパーの陳列されている牛乳コーナーです。牛乳がボトルで売られているのは
さすがにアメリカだと思いました。ヨーグルトもいろいろと食べましたが、
ビタミンDが添加されている商品が目につきました。
味は日本で食べたことの無いような味もあり、種類は豊富でした。
ただスーパーの中は広く、陳列棚も高くまで積み上げられていて、
高齢者や援助が必要な方々の買い物は大変ではないかと思いました。
松田が買い物をしたのは夕方から夜だったためか
高齢者の姿は一度も見る機会がありませんでした。
駐車場も広く、そこから店まで歩いて行かなければならないわけですし、
どこの国でも高齢者の買い物に対しては支援が必要なのだと思います。


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