十日町出身の彫刻家 藤巻秀正先生
ジェロントピア新潟10周年事業として、玄関前の一角に藤巻秀正先生の彫刻を
置きたいと計画しています。ジェロントピア新潟の玄関前は近隣の山田小学校の通学路になっていて
毎日多くの児童がここを通って元気に通学しています。
施設前に八重桜を植えて桜並木にしたのも、山田小学校の子供たちが大人になった時に
この風景を覚えていてくれたらうれしいと思ったからです。
桜の花は私たち日本人の心の原点だと思います。
一昨年北欧に行き、芸術作品は人を育て癒すということを目の当たりにしてきました。
特に彫刻が印象に残りましたので、ぜひジェロントピア新潟の前に彫刻を置きたいと願ってきました。
たまたま大地の芸術祭で十日町に行き、星と森の美術館で藤巻先生の彫刻と出会いました。
先生にジェロントピア新潟前の彫刻をお願いして、ようやく原型が出来上がってきました。
先生にも子どもたちが毎日通る場所であること、素直な心を育むような作品をお願いしたいと
常々申し上げてきました。
私は音楽療法を通じて福祉の現場に飛び込んだ経緯がありますので、音楽療法の原点である
竪琴と歌はテーマにして欲しいと、それもお願いしました。
両方が合わさったミニチュアのテラコッタが出来上がってきました。
完成が楽しみです。
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- at 2015年04月09日