新潟音楽療法研究会第14回研修会報告

IMG_1917.jpg

新潟に大雪警報が発令された12月6日(土)に、新潟ユニゾンプラザで
新潟音楽療法研究会第14回の研修会が開催されました。
松田は研修委員として関わらせていただきました。
今回のテーマは、認知症とターミナルケアについてです。
音楽療法士が実際に様々な現場で仕事をする上で、身につけていなければならない知識として
基礎から学ぶ機会を設定しました。
講師は精神科医師の斉藤勝則先生と松田の夫である松田由紀夫医師です。
斉藤先生は、脳の成り立ちから、ニューロンやシナプスの働き、それから様々な種類の認知症まで
わかりやすく熱をこめて講義をしてくださいました。
松田医師は介護老人保健施設という施設についてと、そこでこれまで行ってきた数々の看取りについて語りました。参加者の先生方よりも活発な意見や質問が出て、人数は少なかったのですが
非常に充実した研修会となりました。
「あなたの手がこの方にとって最後の手になるかもしれない」という言葉は私の胸に今も響いています。