10月の家族懇談会

10月の家族懇談会でもいつも通り宮田亮平先生作の「花鳥風月」の軸を飾り
花入れには、自宅に咲きほこっている石蕗を活けました。
香合は堆朱です。利用者の方からも「毎月季節のお花を楽しみにしている」との
お声をいただき松田自身も張り切っています。
5月から10月までは塗り物、木製の香合で、香も白檀などの木製です。
それが11月からは香合も瀬戸に替わり、香も練香となります。
季節の移ろいを感じていただきたいと、これからも工夫を凝らしていこうと思います。
香合も母が集めたものが沢山あるので、それが使用できありがたいと感謝しています。
それにしても宮田先生の軸が素晴らしいのには感動します。
毎月桐箱から出して眺めることができるのは本当に幸せなことです。

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懇談会では施設をあげて取り組んでいる介護力向上の目標である
「排せつ自立のためのスムーズな排便」についてお話をさせていただきました。
今後導入を予定している高発酵性食物せんいについても
いろいろと質問をお受けして話し合う場となりました。
「なるべく下剤を使用しないで自然排便を促す」というのはお互いに一致している見解です。
全く便秘では悩んでおられないというご家族より
「便秘解消なんて簡単なことですよ。大切なことは二つしかない。水分と運動、歩行ですよ。
それしかない」という回答をいただきました。
水分と運動、そして座っての排便を促すというケアは、まだ取り組み始めたばかりですが
今後につながることを期待して努力していきます。