北欧紀行:グループホーム「ヴィッラタピオラ」(エスボー市)
ヘルシンキ近郊の自然豊かなエスボー市の住宅街にあるグループホーム「ヴィッラタピオラ」の
施設長です。写真は入浴用の高さ調節ができる椅子で、隣にサウナが完備されています。
お風呂はどこの施設でも見かけることはなく、全てシャワーでした。
この施設は、施設長自らが「自分が理想とするケアを提供したい」と立ち上げた施設です。
サウナがあるのも入所の方々にとって、ありがたいことだと思います。
「高齢者は人生という旅の途中。その方が望む旅が続けられるよう支援する」とおっしゃった
施設長は、自信に満ち溢れていました。
各居室内にはリフト用のレールが装備されていましたし、日陰のある中庭も
芝生の美しい広い庭もあり、日常生活が不安なく送れるような心づかいが随所にありました。
施設長の来ておられたシャツは、フィンランドの誇るデザイナーのマリメッコ製です。
マリメッコは見ているだけで元気が出るデザインだと思います。ウエアだけではなく
ランプシェードやカーテンなどにも使われていました。
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- at 2013年10月09日