北欧紀行:シベリウス公園
ヘルシンキ市には、フィンランドの代表的作曲家ジャン・シベリウスを記念した公園があります。
ステンレスパイプのモニュメントとシベリウスの肖像のオブジェは見もので、
これは肖像のオブジェです。始めにステンレスパイプのモニュメントが制作され、
その後この肖像が付け加えられたそうです。作者はエイラ・ヒルトネンという女流作家です。
シベリウスの曲の中でも「フィンランデイア」は有名で、フィンランド国民の愛唱歌としても
よく歌われ演奏されています。公園に向かうバスの中でも、この曲が流れていましたので、
よほど国民に愛されている曲なのだと思います。
フィンランドの施設研修では、フィンランドの方々に敬意を表する意味で、
この「フィンランデイア」を演奏したいと思って準備していました。
施設見学前日にホテルで団員の皆様方と練習し、施設内のカフェと食堂で
演奏することができました。じっと聴いていただいた後に、拍手をしていただきました。
音楽を通じてのノンバーバルコミュニケーションの醍醐味と、
この曲の素晴らしさにに感動を覚えました。
9月18日のジェロントピアの敬老会のオープニングにもフルート、ピアノ、チェロで演奏しましたが
やはり好評でした。人々に勇気を与える曲なのだと思います。
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- at 2013年10月05日