胃ろうから経口へ「皆さんと同じものが食べたいです」
胃ろうから経口(口から食べる)への試みとして、先回ご紹介した藤澤ミチ様と容子様です。
本日3月18日の昼食から、他のご利用者と同じメニューでの食事が始まりました。
まだ入れ歯の調整が終わっていないため、主食はおかゆで副食は細かく刻んだものです。
「皆さんと同じ食事が食べたいです」というご希望がかなったので、本当にうれしく思います。
メニューはご飯、みそ汁、麻婆豆腐、青梗菜のサラダ、果物(黄桃缶)でした。
むせることなくご自分で約7割を召しあがりました。
「私は米屋の娘だからお米が大好きなの。今日は食べられてうれしい。おいしかった」と
涙ぐみながら言ってくださいました。10月24日の入所から施設メニューを召しあがったのは
約5か月ぶり、みそ汁は入院中も飲んでおられなかったので約7か月ぶりだそうです。
胃ろうから経口への取り組みとしてはまだ第一段階ですが、職員の皆様の努力には
頭がさがります。
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- at 2013年03月18日