森の窮音 十日町出身の彫刻家 藤巻秀正先生
十日町にある「星と森の詩美術館」をご存知でしょうか?
十日町の丸山工務所の社会事業の一環として
郷土にゆかりの深い作家の展示をする美術館として1996年の秋に開館されたそうです。
松田は9月17日まで開催された大地の芸術祭を見に十日町まで行き、
この美術館と出会いました。何といっても駐車場からブナの小径を抜けて池の回りを
一周する「藤巻秀正彫刻プロムナード」は見事です。こどもや動物や妖精が出迎えてくれて
童心に帰ることができ、思わず笑みがこぼれます。
藤巻先生の作品はブナ林の自然の中に溶け込んでいて、
先生のテーマである「自然と人間との共存・自然への讃歌」が余すところなく表現されていました。
上の写真は、本日10月3日より二科新潟展に出品されている先生の作品「森の窮音」です。
「現在の森が窮屈になってきて、悲鳴を上げているようなところを表現した」とは先生の言葉です。
先生と松田の母と松田で記念撮影をさせていただきました。
二科新潟展は8日まで新潟県民会館3階ギャラリーで開催されています。ぜひお出かけください。
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- at 2012年10月03日