2012年08月31日

忘れられたもの

ジェロントピア新潟では、「忘れられたもの」という表題の12枚の油絵を展示しています。
作者は佐渡出身の新潟が誇る女流画家佐々木かず子先生です。
先生の絵は100号サイズが多く、「大きなサイズの絵は描く方も大変で体力がいるけれど、
何より見て下さる方が元気になる」とは、先生の言葉です。
お年寄りの生活される施設だからこそ、ただ単に美しいだけの絵ではなく、
人の心に訴える迫力のある作品を飾りたいと思っていました。
先生の作品はそんな松田の想いにマッチしています。
施設内には10のユニットがありますので、各ユニットのダイニングの壁と
玄関に2枚あります。いずれも100号という大きなサイズです。

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この絵は3階の鳥ユニットに飾ってあります。先生の若かりし頃の作品です。
どの絵もガラスで覆っていないので、手で触れることができます。
「触りたい方には触ってもらって結構。絵具がはげたらいくらでも補修します」と
言っていただきました。その言葉も素晴らしい!
ジェロントピアにお越しの時はぜひご覧ください。

2012年08月27日

思わず手が出るフーセンバレー

雨が降らずに暑い日が続いております。
お健やかにお過ごしでしょうか。新米の便りが聞かれるようになってまいりました。

ジェロントピア新潟では毎週月曜日にイルカホールでフーセンバレーを行っています。
1階、2階、3階の各ユニットから入所者の方々が総出で、イルカホールに結集します。
作業療法士と理学療法士による体操の後、介護職員、生活相談員も加わって
色とりどりの大きなフーセンでフーセンバレーをします。どの方も楽しそうです。
普段あまり手を動かさない方も思わず手が出てしまうようです。


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「皆で楽しく身体を動かしましょう!」を合言葉に今日も元気で頑張りました。

2012年08月24日

押花

毎月一回イルカホールで押花の作品作りを行っています。
ジェロントピア新潟の周りの野の花、野の草を押花にして、
それをはがき大の台紙にアレンジし、ラミネート加工を施しています。


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押花の制作は花摘みから作成まで入所の方が行っています。
毎月個性豊かな美しい作品が出来上がります。
事務所前の廊下に展示しておりますので、ぜひご覧ください。

2012年08月22日

すずらん喫茶へようこそ

まだまだ暑い日が続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか。
立秋を過ぎ、朝夕はしきりに虫の声がいたします。
日中の暑さもあともう少しの辛抱だと思います。

ジェロントピア新潟では開設当初より、施設内のイルカホールですずらん喫茶を行ってきました。
毎月第3金曜日の家族懇談会の後、すずらんクラブで作ったシフォンケーキ&プリン、
そして淹れたてのコーヒーとハーブティーをお出ししています。
ご利用者同士、ご家族同士の良い交流の場となっています。
ボランティアとして、ご家族や近隣の方々の協力もいただいております。


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シフォンケーキ&プリン、そしてハーブティーは地域活動支援センターすずらんクラブで
販売しております。(月〜金10:00〜16:00 TEL:025−201−8223)までお問い合わせください。
添加物無しで全て手作りなので、大変好評です。

2012年08月15日

ジェロントピア句会 「はなみずき」

ジェロントピア新潟では平成20年1月より、多賀啓子先生の指導のもと句会を行い継続しています。
お忙しい中、毎月足を運んで下さる多賀先生のおかげでこれまで継続できたのだと思います。
本日(8月15日)の句会で53回目となりました。

ジェロントピア句会「はなみずき」は、多賀先生を囲んでお互いの句を鑑賞しあい、
励まし合う楽しいおしゃべりの場にもなっています。

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現在の施設の生活の中から感じたこと、考えたことなどを気負うことなく詠まれる句には
作者の長年の人生観がちりばめられていて、思わず「なるほど、、」と、うなずいてしまいます。
イルカホール前に毎月掲示してありますので、ぜひご覧ください。

吸引・胃ろう研修の認定証を授与しました

24年度から研修を受けた介護職員に限り、医師、看護職員の指導のもと、口腔内の痰の吸引と
胃ろう・経管栄養の準備及び観察等が行えることになりました。
ジェロントピア新潟では1年5ヶ月をかけて14時間の研修を行い、
合わせて3ヶ月に亘るプロセス評価を実施しました。

今回「吸引・胃ろう研修の修了証」と「認定特定行為業務従事者認定証」を授与したのは、
研修に参加し、プロセス評価に合格した職員です。
授与した職員数は47名、そのうち37名が介護福祉士です。

講師を務めた看護職員並びに勉強に励んだ介護職員共々、
日々の忙しい業務を行いながら大変よく頑張ったと感謝しています。


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ジェロントピア新潟は今年の12月1日で開設7年目を迎えます。
亀の歩みであっても常に質の向上を目指してまいります。

2012年08月10日

銅像の前で鎮魂のハーモニカ

8月10日、父の銅像の前で猿田公策氏が、鎮魂のハーモニカを演奏してくださいました。
父とは本当に長いお付き合いがありました。木魚も鐘も秋田からお送りくださった品です。
心に染み入るような音色でした。猿田さんは日吉の森ハーモニーの代表を務めるだけではなく、
現在も秋田で音楽療法を実践されておられます。


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松田は音楽療法の実践を始めて18年になりました。まだまだ遠い道のりではありますが、
日々精進し、少しでも喜んでいただけるような実践ができるよう努力を続けてまいります。

ハーモニカ奏者:猿田公策氏秋田より来所

8月9日、秋田よりハーモニカ奏者の猿田公策氏が来所されました。
御年84歳、でも現役バリバリの演奏家です。病院や福祉施設で
ボランティアとして大活躍されています。
今年の7月6日に秋田で猿田さんの演奏を聴き感動しました。
「私もハーモニカをやりたいのですが」とお願いしたところ、
ハーモニカ持参で秋田より駆け付けてくださいました。

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私の父とは音楽療法を通じて深いお付き合いがありました。
9日は12時57分に新潟駅に着いたのですが、14時からイルカホールで
楽しいコンサートをしてくださり、1時間15分も立ち続けて、15曲演奏をして下さいました。
コンサートの題は「父から娘へ音楽療法を伝えし鎮魂のハーモニカ」でした。
心のこもった素晴らしい演奏に心から感謝します。

2012年08月08日

イルカホールでのクッキング

暑い日には冷たい冷麦が食べたくなります。
ジェロントピア新潟では高村管理栄養士が準備と計画をして
入所の方々によるクッキングを行っています。毎回大好評です。
高山作業療法士と佐藤理学療法士もお手伝いです。

どなたも楽しそうに、そして器用に包丁を使っておられます。さすがです!!!

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今日のメニューは、

五目冷麦
フルーツヨーグルト
キュウリと人参の浅漬け

です。

ネパールの観音様

お盆が近づいてまいりました。
昨年よりイルカホール前に観音様を置かせていただいております。
この観音様はネパールで父が購入した思い出の品です。
お顔が穏やかで優しい中にも凛とした気高さがあります。


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お盆は、入所されている方々にとって特別な思いを持たれる時期のようです。
「お墓参りに行きたい」という声を良く聴きます。
ご先祖様を敬い大切にする日本の習わしは、日本人としての生き方を
再確認する時期のようにも思えます。

イルカにズームイン

本日8月8日は昨夜から少し涼しくなってまいりました。
今週末はまた暑さがぶり返すそうなので、小休止です。
ロンドンオリンピックの日本人選手の活躍に日々感動しております。
競泳陣の活躍も見事でした。このイルカ、今にも飛び出しそうです


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この作品はジェロントピア新潟のイルカホールの入り口に掲示してあります。
全て入所の方の手作りです。カメラのアングルもご本人が考えられました。
松田では考えられない写真の構図に驚いております。
やはりお年を召された方というのは知恵の宝庫だと改めて感じています。

2012年08月03日

ジェロントピア新潟の掲示版

ジェロントピア新潟前には掲示板があります。
入所の方々の作品を掲示しておりますので、
ぜひご覧ください。


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デザインから制作まで誰の手も借りずに、全てお一人で作っておられます。
この方の作品を見ると元気が出ます。

すずらんクラブの日日草

ジェロントピア新潟の玄関前の日日草です。
同じ法人で運営する地域活動支援センターすずらんクラブが植えて管理をしています。

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暑い日差しをものともせずに、毎日美しい花々を咲かせています。


現在すずらんクラブでは、丹精をこめた新ジャガイモ(キタアカリ、アンデスレッド)を
販売中です。一袋600g入って100円、格安です。
025−201−8223までお電話ください。
すずらんCafeにて、月〜金の10時〜16時まで販売します。
おいしいですよ!!!

2012年08月02日

イルカホール&ピアノ

ジェロントピア新潟にはコンサートや講演会・勉強会、入所の方々が集まっての
フーセンバレーやお茶会、クッキングができるイルカホールがあります。
施設のシンボルマークであるイルカにちなんで命名しました。

コンサート用のピアノは松田が中学生のころから慣れ親しんだピアノです。
施設を開設する時に秋田の実家から運びました。
40年以上も経っているため買い替えることも考えましたが、
大先輩の「古いピアノは価値がある。もったいない。ロシアなんかもっと古いピアノを
使っている」とのアドバイスで、現在も大活躍しています。

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象牙の鍵盤は黄色く変色していますし、ハンマーが幾分弱くなっているところもあります。
でもうれしい時、悲しい時いつも励ましてくれたピアノと一緒に仕事ができることは、
この上もない喜びです。

早朝からの草取り

ジェロントピア新潟前の歩道は毎日近隣の山田小学校の生徒さんや
地域の方々が通られます。桜の時期には桜が満開になりますし、
5月のつつじも見事です。
このジェロントピア新潟の玄関周りの草取りをして、
きれいにしてくださっているのが鈴木さんと那須野さんです。
松田の父(竹本吉夫)の銅像の前で撮影しました。
早朝から本当にご苦労様です。

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ご利用者ばかりではなく、来所されるご家族や地域の方々のためにも
ジェロントピア新潟の玄関前は美しくしていきたいと思っております。

2012年08月01日

納涼祭2012

7月29日(日)ジェロントピア新潟納涼祭が華やかに開催されました。

毎年ボランティアで民謡を聞かせてくださる梅芳会様の
素晴らしい歌と三味線、太鼓でスタートしました。

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かき氷あり、お好み焼きあり、綿あめあり、
参加された方々はご家族ともども楽しまれていました。