―活気ある職場が入所者様のエネルギーに―
今までにさまざまな事業所を訪問させていただき、最初にその職場に活気があるか、ないかが感じられる。 当然活気ある職場は職員の皆さんが生き生きと仕事をこなし、結果して実績も順調に推移している。
開設までの準備期間は、各セクションの役割の遂行に毎日がまるで戦場と化し、職員から「やりきろう」の熱意が伝わってきたとき、 ホットした感がうれしく、成功を確信できました。
当施設が開設して半年に、入所者も定員いっぱいになろうとして落ち着きの感はあるものの、職員の活気は充分満たされています。
当施設は「人間愛」を基本方針としています。広辞苑によれば、「いつくしみ合う気持ち」「かわいがり、大事にする気持ち」とあります。 施設として言い換えれば、「入所者様をいつくしみ、大事に」と言えるでしょう。それは、常に「させていただいている」 の心で接することができる「痛み」のわかる人間性を持つことがもっとも大切と思っています。
これからも常に入所者様の「痛み」を理解し、社会の大先輩の安住の地にふさわしい施設に邁進したいと思っています。そのためには、 職員の活気が根幹であり、その活気が入所者様の新たなエネルギーになることを願って・・・
事務長 坂 上 照 栄